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2017.11.06

お知らせ

「死戦期呼吸」って?

「死戦期呼吸」とは

2017年9月に新潟県で高校野球部のマネージャーが低酸素脳症で亡くなった。
その際にSNSなどで話題になったのが
「突然、心停止になった時に起きる『死戦期呼吸』を見逃したのではないか」という推測。
倒れた直後に駆けつけた指導者は、「呼吸は弱いけどある」と判断し、
AED(自動体外式除細動器)は使わなかったという。
この女子高生が実際に「死戦期呼吸」をしていたのかどうかは定かではないが、
この聞き慣れない名前の呼吸について調べてみました。

もし目の前で人が倒れたら、呼吸の有無を確かめる必要があります。
もし倒れた人が呼吸があるからといって問題がないわけではありません。
一見、倒れた人が呼吸をしているように見えても、心停止の直前に見られる「死戦期呼吸」かもしれません。
「死戦期呼吸」は、あえぎ呼吸ともいわれる異常な呼吸で、心停止直後の傷病者にみられ、
しゃっくりのようにゆっくり喘ぐ、不規則で異常な呼吸がひとつの特徴です。
呼吸に少しでも異常を感じたら“心停止の状態”と判断し、ただちに胸骨圧迫を開始し、AEDによる処置を行いましょう。

救急車が到着するまでの応急処置

意識が戻らなかったら、まず、周囲に頼んで119番通報をかけましょう。あとは救急車が来るまで電話を切らずに、
消防の指示に従って動いてください。死戦期呼吸は見分けにくいですから、規則正しい呼吸をしていないと思ったら、
すぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めます。
心停止をしていない人に心臓マッサージやAEDを行なっても大きな問題は起こりませんので、
迷ったらとにかくすぐに開始してください。
同時に、誰かにAEDを持ってきてもらうよう応援をお願いしましょう。

電気ショックが1分遅れるごとに救命率が7〜10%低下します。通常、10分過ぎるとほぼ絶望的と言えますが、
救急車が到着するのは、倒れてから10分以上たっていることがほとんどです。
あなたが迅速に対応することこそがその人の命を救う鍵となります。

この機会にAEDの使い方も是非復習してみてくださいね。
https://aed-cube.com/seminar/