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2018.02.20

お知らせ

AEDは寒さに弱いって知っていますか?

まだまだ寒い日が続きますね。
先日とても興味深い記事を見つけたので皆さんにも共有します。

心臓突然死の救命主となる「AED」。
しかし、AEDは寒さに弱く、氷点下の環境では、うまく作動しないおそれがあります。

氷点下でAEDを使用するには

AEDの添付文書には、「0℃~50℃」という使用環境条件が明記されています。
実は、「AED」は氷点下での使用が想定されていないのです。

実際に過去の事例で、寒さで動かなかったというケースもありました。
2011年2月、関西のとある町の消防に「自宅で男性が苦しがっている」という通報が入り、救急隊員が現場に駆けつけました。
突然心臓発作を起こして倒れた男性に対し、隊員はAEDを使って蘇生を試みました。
ところが、何度試してもAEDは動きませんでした。
この日の最低気温は氷点下4℃。
AEDが動作しなかった原因は電子部品が寒さで不具合を起こした事だと考えられています。

医師によると「心臓突然死は12~2月の冬場に1割くらい増える。気温が5℃下がると突然死の発生頻度が15%くらい増えるので、
冬場は突然死が増える一方、AEDという機械も、若干、環境条件が厳しくなるという、その2つの側面を理解しておくことが必要だ」と話しています。

冬場にAEDを使用する際のポイント

そこで実験をしてみると暖かい部屋(室温21℃)に保管しておいたAEDを、氷点下20℃の実験室に持ち込みました。
実験の結果、しばらくの間はすべてのAEDが作動することがわかりました。
つまりAEDを使用する前に、暖かい状態にしておくのがポイントでした。

寒冷地、あるいは寒くなる可能性のある地域では、屋外に保管しておくことは避けなければいけません。
弊社で販売しているAED CU-SP1も動作温度は0~50℃と記載があります。
屋内で保管する場合にも冬場は極端に寒くならないような場所に保管する事をお勧めします。

その他CU-SP1の特長はこちらからご確認ください。

「AEDはいつでも使えるもの」ではない

AEDは、「誰でも簡単に使えるもの」です。
しかし、「いつでも使えるもの」ではないことは、あまり知られていません。

突然死は冬場に増えるからこそ、AEDが寒さに弱いということを周知していく必要があります。

2014年12月には、厚生労働省よりAEDのメーカー6社に対し、
AEDの保管場所が氷点下にならないよう設置者に指導を求めるとともに、
都道府県にも適切な温度管理を周知するよう求めるなど、注意喚起がされています。

このように、寒さに弱いAEDですが、
寒さによる不具合を恐れないで、いざというときに使えるよう常温の部屋で保管し温めておく等、万全の対策をお願いいたします。