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2018.12.04

お知らせ

冬場の「ヒートショック」にご注意を!

朝晩の気温がぐっと下がり、日中の気温との寒暖差が激しくなってきましたね。

気温が下がるこの季節にぜひとも注意していただきたいのが、
「ヒートショック」による心停止です。

「ヒートショック」とは?

ヒートショックの原因は、
おもに暖かい部屋から寒い部屋へ移動したときの寒暖差によって引き起こされることがわかっています。
特に浴室は、暖房が付いた部屋との温度差が10℃ほどにもなると言われています。

寒さを感じたとき、私たちの体は体温調節をしようと血管を細くして、
流れる血液の量を減らすことで体の熱を体外に逃がさないようにします。
このとき、血圧は急上昇した状態となります。

この状態でお風呂に入り、暖かいお湯を体にかけると、今度は血管が拡がり血圧は急激に低下することになります。
その後も、浴槽から出て体を洗うときや、お風呂場から寒い脱衣所に出る時など、
冬場の入浴では血圧が急激に変化するため、心停止や脳梗塞などの危険を伴います。

この血圧の急激な変動が「ヒートショック」と呼ばれるものです。

冬場の心停止を予防するために

寒暖差が原因で起こるヒートショックを防ぐために、
国立循環器センターから<冬場に心筋梗塞を予防するための注意すべき10箇条>が発表されています。
内容は以下表の通りです。

<冬場に心筋梗塞を予防するための注意すべき10箇条>
冬場は脱衣室と浴室を暖かくしておく。
風呂の温度は38~40度と低めに設定。熱い湯(42~43度)は血圧が高くなり危険です。
入浴時間は短めに。
入浴前後にコップ一杯の水分を補給する。
高齢者や心臓病の方が入浴中は、家族が声を掛けチェック。
入浴前にアルコールは飲まない。
収縮期血圧が180mmHg以上または拡張期血圧が110mmHg以上ある場合は入浴を控える。
早朝起床時はコップ一杯の水を補給する。睡眠時の発汗で血液が濃縮しています。
寒い野外に出る時は、防寒着、マフラー、帽子、手袋などを着用し、寒さを調整しましょう。
タバコを吸う方は禁煙をしましょう。
※引用「国立循環器センター/最終更新日 2012年02月13日」

寒暖差が原因の血圧の急激な変動は、心臓や血管に大きな負担をかけます。
入浴時だけでなく、暖房の付いていない部屋に行くときは、上着を羽織るなどして体温が下がらないよう心掛けたいですね。

AEDの保管にもご注意を!

人だけではなく、AEDも寒さに弱い機械です。
AEDの保管場所が氷点下にならないよう、設置場所の温度管理には注意が必要です。

詳しくはこちらの記事をご確認ください。
過去ブログ記事「AEDは寒さに弱いって知っていますか?」